晴れのプラチナ通り

今日はママんと白金へおでかけしてきたっ♪


目的は松岡美術館の「フランス近代絵画展」を見るため☆ミ


モネ、ルノワールからピカソへと印象派からキュビズムに移行していく
その時代の絵画が出展されているとのことでちょうど学校で
勉強していたテーマと同じだったので行ってみました☆


場所が場所だけにすごく空いてて見やすかった!
展示室に自分しかいない時は妙にテンションあがったよねw


絵画は専らダダとシュールレアリスムしか見ない私。
印象派なんて女子供が好くチャラチャラした絵だと
勘違いしてましたが・・・大きな間違いでしたね。


印象派こそ、その時代の前衛だったし印象派を通ってやっと
今の現代美術にたどりつく事ができたんだよね。


今まで印象派の絵に興味がもてなかったのは
単純に見方を知らなかっただけなんです。


日本の美術教育が大きく間違えてるのはその点だと思う。


そこに誰が描かれていて画家はどこ出身だとか
そんなのは後で知ればいいだけの話で
大切なのはそれをどう見るか。そしてどう描いたかを知る事だと思う。


それを教えてくれた大学の先生には感謝してます。


きっと学問もそうあるべきでして、
それを知った今、勉強が楽しくて楽しくてしょうがないんです。


というわけでとても楽しめた!他の常設展も見たけど楽しかった!


ここは、企画そのものというより、
ただひたすら創立者のコレクションの多さ、幅広さに
圧倒される美術館でしたね!


で、近くの庭園美術館のカフェでランチ。


舟越桂の展覧会がやってるということで・・・ノリで見に行く。


これが予想を反してすごく・・・すごく良かった!!


朝香宮邸に彫刻がぽんぽんと展示されてるのですが・・・


舟越桂の両性具有のスフィンクスのシリーズの存在感も宛ら
アールデコで装飾された建物が素晴らしくて!!!


最初は彫刻の木とは思えない人間味と存在感に圧倒されてたのですが
ふと周りを見ると、壁面や家具の装飾が素晴らしくて
一部屋、一部屋まわるのがすごく楽しかったです。


そして皇室にこのような西洋の装飾が施されてるのが
その時代の平和を象徴しているようでよかったです。


しかし、その一室に置かれた「戦争を見るスフィンクス」の彫刻


なんかすごく考えさせられましたね。


最初は軽い気持ちで入りましたが、こんなに満足して帰るとは!


やっぱり最初から毛嫌いして見ないのはよくありませんね。
こうやって新しい発見がいっぱいできたのも
“なんとなく”行ってみたおかげでして


好きとか嫌いは見てから決めればいいんだよね。


もっともっと歳取って沢山知識をつけたいな☆


と能にハマった時も思ったけど、歳を取る楽しみってそこだよね


世の中に知らない事があるなんて損だよ!!!


なので学生のみなさん!!
確かに中学・高校の勉強はカスだけど!!


それは全て大人になって“知る”楽しみを味わうための
試練というか・・・我慢の時期なんです!


どうせ今勉強してる内容なんて忘れるよ!!(ぁw


でも受験とか全て乗り越えてやっと、こういう楽しみを得る
権利が生まれるんだよね。そのための勉強なんです。


だから、今は我慢して頑張ってください!!←


といってみる〜歳取ると説教くさくなっていかんね〜www


なんか珍しくまともなブログ書いたw